
店舗物件・事業用物件選びは居住用物件選びと違い、実際に物件を探す前から綿密な準備が必要になります。
稲毛土地では、創業以来、築き上げてきたノウハウ・地域に密着した事業者との提携関係を駆使して、お客さまの事業に最適な物件を探し、ご紹介いたします。
店舗・事業用物件は、まず初期費用の確認を!

立地、広さ、諸条件により違いも出てきますが、店舗・事業物件の入居時の初期費用は、家賃の8~14ヶ月分と言われており、月々の家賃は月商の10%とも言われています。
そうした初期コストについては、事業そのものにも影響してくることですから、最初の段階で把握しておくことが大切です。
あわせて、事業目的、準備資金、広さや駅からの距離、店舗なら、時間帯越の人の量、周辺エリアの競合店等の状況、付近の客層などを把握し、過不足ない物件探しが理想ということになります。
利用されている物件を空き物件として紹介?

店舗・事業物件の解約は、半年前からという契約が多く見受けられますが、必ずしも前の借り主が退出してから賃貸募集が始まるとは限りません。好立地になると、前の借り主が使っている間に契約が締結される場合もあります。
解約日まで、物件の詳細を確認することができない場合も想定されるので注意が必要です。
未公開物件が理想?

優良物件の場合、不動産会社で公に募集が行われる前に決まってしまうケースも多く見受けられます。
これらを未公開物件といい、オーナーや地場の不動産会社から情報を入手することで公開前に決めてしまうというわけですから理想的取引といえます。
こうした物件を探すためには、オーナーやその知り合い、地場の不動産会社との日頃からの付き合いが重要になりますが、そうした理想的な環境にないが妥協もしたくないという場合は、地場の不動産事業者に聞いてみて、既存物件では契約せずに、少し時間をかけて物件を待つという姿勢も重要になってくるかもしれません。
ネット情報では遅い?

事業者用物件や店舗物件を探すという意味では、一般の賃貸とは異なり、絶対数も限られることから、ネットに載る物件は、様々な媒体に取り上げられ、契約者が出ていない物件とも言えます。そうした場合でも、自身の事業には充分というケースも多くあるわけですが、好条件を望む場合は、ネットからの情報収集に注力しすぎることは避けるべきかもしれません。